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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。

カモの調査に同行してきました

2026年01月16日
出水 平野 菜々子
みなさん、こんにちは。
出水自然保護官事務所の平野です。
年が明けて出水市にも雪のちらつく日が出てきました。
寒いのは苦手ですが雪景色に見るツルは楽しみです!
AR日記でも紹介できたらと思っています、本年もどうぞよろしくお願いいたします!

先日、クレインパークが行っているカモの調査のお手伝いをしてきました。
出水市には冬鳥としてたくさんのカモが渡ってきます。
『どのカモ』が『どれくらい』『どこへ来ているのか』動向を把握することで、市や地元企業の鳥インフルエンザ対策に役立つ資料になります。

調査は出水市内を流れる川を中心に、車を使ったルートセンサス法(移動しながらの調査方法)と定点ポイント法を組み合わせて行います。
川沿いの道を上流から下流まで、場所によっては車外で、鳥が近い場所は飛ばさないように車内からカウントします。
橋の上からの計測
車内からの計測
インジケーター

カモは1つのポイントだけで2、3種類いることが多いです。
1種に1つのインジケーター(数取器)を使い、多い時は4つ以上を持ち替えながら数を数えます。
わたしは記録係だったので、伝えられた種類と羽数を記録用紙へ書き込んでいきます。
カモが入り混じる様子(カモ2種とシギ類)
今回見つかったカモは雑種も含めて17種で8000羽を超えました。
通らなかった川や水路があることを考えると、数はもちろん種類もさらに増えそうです。
いつも通らない道を通るので、新たに野鳥のポイントを知ることができ、さらに道すがら飛んでいる鳥を紹介してもらえて大変勉強になりました。
今シーズンは鳥インフルエンザの流行も抑えられているので、鳥にとって過ごしやすい出水市だったらいいなと思います!

野鳥の紹介

今回の調査で見つかったカモ以外の野鳥を少し紹介したいと思います。
オオバン(最近数が増えてきている)
クロヅルの親子(3羽家族+幼鳥1羽?)
アオサギの休息(とてもブレています)
荒崎のヘラサギたち
サカツラガン(珍しい)
サカツラガン 2羽飛来していました
コクマルガラス(通称パンダ)

最後に

調査の一場面です。この写真の中だけでカモが4種類います。
ぜひ探してみてください!